宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/24 13:05 更新 太陽風の速度はゆっくりと下がっています。新しい黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風の速度はゆっくりと下がって、 現在は480km/秒とやや高速の状態です。 磁場強度は、4nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、小幅で南北に変化しています。 AE指数は300〜500nTの小規模の変化が 半日ほど続いています。 (AEのグラフは全体が少し上にずれているので、 変化は少し小さく見積もる方が良いように思います) SDO衛星AIA193の南西(右下)に見えていた コロナホールの影響は、この辺りで終わりを迎えそうです。 続いて、太陽の中心部に見えるコロナホールの影響が 明後日くらいにやって来るかもしれません。 太陽は、南半球の中心付近に 2898黒点群が現れています。 SDO衛星の写真を拡大すると、 2898群の右にも小さい黒点が現れています。 また、昨日、南東(左下)に小さく見えていた黒点が、 現在の写真では2898群よりも目立つ大きさに発達しています。 X線グラフは、Aクラスの小さい変化が起きている程度で、 活動は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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