宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/20 12:58 更新 太陽風の速度は平均的な状態に戻っています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は低下が続き、 現在は410km/秒と平均的な状態に戻っています。 3nTに下がっていた磁場強度は、 今日に入る頃から少しずつ強まり、 グラフの最後は8nTとやや強い状態です。 次の高速風の到来が近付いているのでしょうか。 磁気圏は穏やかです。 AE指数は、時々、小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは西に進んでいます。 明日くらいから太陽風の速度が高まるかもしれません。 注目してください。 太陽は、2896、2897黒点群が見えていますが、 どちらも穏やかで、 X線グラフは全体の強度も下がっています。 Aクラスの下の方まで下がるのは、 1か月前の10月19日以来です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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