宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/21 13:44 更新 高速太陽風が到来し、速度は570km/秒に高まっています。 担当 篠原 昨日のニュースの直後から太陽風の速度は上昇を始め、 20日15時(世界時20日6時)には500km/秒を超えて、 高速の状態になりました。 その後、速度は530km/秒付近で安定し、 今日の昼に600km/秒に達する変化も見られています。 現在は少し下がって、570km/秒くらいです。 SDO衛星AIA193で見えていた 太陽の南半球のコロナホールの影響がやって来た様です。 太陽風の磁場強度は、8nTから5nTに下がって、 グラフの後半で再び8nTに強まっています。 高速太陽風の勢いがどこまで続くか注目してください。 AE指数は、今日未明に1000nTに届きそうな変化が発生し、 その前後は小さい変化が続いています。 今のところ、磁気圏の活動は強まっている状態ではありませんが、 引き続きこちらも注目して下さい。 太陽は穏やかです。 X線グラフは下がった状態で、静かに推移しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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