宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/23 13:11 更新 太陽風の速度は510km/秒に下がり、高速風は終わりに近付いている様です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 500km/秒台後半から510km/秒へ ゆっくりと下がっています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっていますが、 変化が小さいので磁気圏への影響は小さく、 AE指数は小規模の変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 南西(右下)のコロナホールは端近くに進み、 太陽風の高まりは弱くなりそうです。 一方、北極から縦に伸びるコロナホールと、 中心部に細長いコロナホールが見えています。 今後、これらの影響は見られるでしょうか。 太陽は、南東側(左下)に小さい黒点が現れています。 北東の端(左上)の向こう側から活動的な領域が近づいている様で、 X線グラフの強度が少し上がっています。 どの様な領域が現れるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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