宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/18 13:31 更新 高速の太陽風が続いていますが、速度は下がり始めています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜遅くに600km/秒台を割り、 530km/秒まで下がっています。 高速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度も、同じ頃に7nTから4nTへ下がり、 グラフの最後では3nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、 0nT付近で小さく南北に変化しています。 AE指数は小規模の変化が続いて、 時々500nTに達するくらいです。 SDO衛星AIA193は、 南東(左下)のコロナホールの広がりが、 太陽の中心線に達しています。 太陽風は速度が下がってきましたが、 3日後くらいに再び高まるかもしれません。 太陽は、東側に2896、2897群の2つの黒点群が見えています。 X線グラフはBクラスの小さい変化があるだけで、 穏やかな状態です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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