宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/14 13:01 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、320〜360km/秒と低速で推移しています。 グラフ全体としては、次第に下がっている印象です。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 0nTを挟んで小さく南北に変していて、磁気圏は静穏です。 AE指数は特に変化は見られません。 太陽風のグラフの後半では、 磁場が南寄りに変化するようになっています。 この傾向は続くでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが太陽の中心線に達しています。 3日後くらいに太陽風速度の高まりがやって来る可能性があります。 太陽は、南西(右下)の2894黒点群で C1.2の小規模フレアが発生しただけで、穏やかです。 北西(右上)の端近くに小さい黒点が現れています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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