宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/ 9 13:46 更新 太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、390km/秒と平均的な状態です。 磁場強度も、上下の変化はありますが、 5nTと平均的な状態で推移しています。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は北寄りですが、後半は南寄りになっています。 このため、AE指数もグラフの後半から 小規模の変化が見られる様になっています。 SDO衛星AIA193は、 小さいコロナホールが所々に見える程度で、 太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽は、北東(左上)の黒点は、 昨日よりも大きくなっていて、 2895黒点群と番号が付けられています。 2895群は、昨日の夕方頃に、 C1.2、C1.0と小規模フレアを2回起こしています。 その後は落ち着いていますが、 しばらく注目してください。 また、SDO衛星の可視光写真では、 南西(右下)にも小さい黒点が見えています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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