宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/11 14:14 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日いっぱいは430km/秒で推移しましたが、 今日に入ると少し下がり、現在は400km/秒です。 平均的な状態が続いています。 磁場強度も、4nTと平均的な値です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化が時々見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 南東(左下)にコロナホールが見えています。 この領域は27日前にもあり、 27日周期の図の10月21日の高速太陽風と 関係していた可能性があります。 今回は、コロナホールの位置が東側にずれています。 今後の高速風への影響はどうなるでしょうか。 太陽は、Bクラスの小さいフレアが起きているだけで、 比較的穏やかな状態です。 SDO衛星の可視光写真では、 所々にとても小さい黒点が現れている様です。 はっきりした領域に発達するでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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