宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/13 13:16 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかな状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は400lkm/秒台を割り、 340km/秒と低速になっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 磁気圏は静穏で、AE指数は変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが太陽の中心線に近付いています。 この領域を前の周期と比べると、 位置が少し左に動き、広さは小さくなっています。 現在のコロナホールの位置から考えると、 速度の高まりは4日後の17日くらいになりそうです。 一方、前周期の高速風はは少し遅れ気味に到来したのですが、 今回はどうなるでしょうか。 また、最高速度は前回の530km/秒に対して、 今回は少し下がるかもしれません。 注目してください。 太陽は、2893黒点群が西に沈み、 中心部の2895群は小さくなっています。 一方、2894群の右上に小さい黒点が現れています。 太陽の活動は穏やかで、 2894群でB6.5の小さいフレアが発生した程度です。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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