宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/ 8 12:59 更新 太陽風は平均的な速度に戻りました。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は昨夕に500km/秒台を割り、 現在は440km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度も、5nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い北寄りが続いています。 磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 小さいコロナホールが見えるくらいです。 この後、太陽風は穏やかになりそうです。 太陽は、北東(左上)の活動的な領域に黒点が現れています。 北西の端(右上)近くでB7.1の小さいフレアが発生した程度で、 活動は穏やかになっています。 昨日紹介したフィラメント噴出の後、 SOHO衛星やSTEREO Ahead衛星の画像では、 CME(コロナ質量放出)は確認できませんでした。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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