宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/11/ 7 14:07 更新 太陽風は高速の状態が続いています。 担当 篠原 昨日、600km/秒台に高まっていた太陽風の速度は、 夜になると500km/秒台中盤に下がり、 現在は520km/秒と高速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は4nTと平均的な状態で、 磁場の南北成分は南寄りの状態がしばらく続きました。 このため、磁気圏はある程度活動的になって、 AE指数は500nT前後の変化が発生しています。 その後、磁場は北寄りに変わり、 AE指数の変化も小さくなっています 太陽は、北東の端(左上)から活動的な領域が現れましたが、 黒点は見えていません。 南西(左下)の2894黒点群でC1.7の小規模フレアと Bクラスの小さいフレアが頻繁に発生しています。 規模が大きくなるようであれば、注目です。 昨夜、6日20時(世界時6日11時)頃に、 太陽の中心部でフィラメント噴出が発生しました。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 弱いCME(コロナ質量放出)が発生しているかもしれません。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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