宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/10/31 10:00 更新 太陽風はやや低速です。CMEの乱れはこれからです。 担当 篠原 CMEによる太陽風の乱れはまだ到来していません。 太陽風の速度は、 300km/秒から380km/秒へゆっくり高まっていますが、 やや低速の状態です。 磁場強度は、5〜10nTの間を上下していますが、 特に強まったという変化ではありません。 X1.0フレアの発生から2日半が過ぎようとしています。 乱れの到来は近いと考えられますので、 引き続き、太陽風の変化に注目して下さい。 磁気圏は、静穏な状態が続いていましたが、 太陽風磁場に南向きの強まりが発生して、 その影響でAE指数に800nTの中規模の変化が発生しています。 磁場の強まりはその後弱まっているので、 磁気圏の変化も小さくなりそうです。 SDO衛星AIA193では、 北極域のコロナホールが目立っているだけです。 黒点群の活動は落ち着いていて、 昨日のニュース以降は、C 3.9、C3.1などの Cクラスの小規模フレアが発生しているだけです。 フレアは主に北西の2891黒点群で発生しています。 太陽の北東の端(左上)から、新しい黒点が現れています。 太陽放射線のグラフは、ゆっくりと減少が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星の太陽放射線データ (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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