宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/10/26 13:59 更新 太陽の東端の向こう側でフレアが連続しています。 担当 篠原 今朝早くから、太陽の東端(左端)の向こう側で活動が強まり、 C、Mクラスのフレアが連続しています。 初めは、26日5時(世界時25日20時)のC8.5でした。 続いて、C4.4、C9.3、C3.5などが発生して、 26日11時半(世界時26日2時半)に、 M1.3の中規模フレアが発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 横から見ているので、コロナの激しい動きが印象的です。 SDO衛星の観測では、 フレアを起こしている領域はまだこちら側に現れていないので、 実際の規模はこれよりも大きかった可能性があります。 この後、どの様な領域が現れるでしょうか。 また、こちら側に現れた後のフレアはどうなるでしょうか。 注目してください。 太陽では、南東(左下)に見えていた黒点に2889群、 また、中心部の南側に新しく現れた黒点に2890群と それぞれ番号が付けられています。 また、南東側の2887群は、フレアは特に起こしていませんが、 大きな姿を保っています。 太陽風は、330〜350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、5nTから7nTに少し強まり、 その後、5nTに戻っています。 磁気圏は静穏で、 AE指数は、一時的に小規模の変化が発生した程度です。 SDO衛星AIA193の中心部にコロナホールは見られず、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 GOES衛星SUVI 304による、太陽の東端の活動。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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