宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/10/27 13:25 更新 太陽の北東端から黒点が現れました。M1.0の中規模フレアが発生しています。 担当 篠原 昨日Mフレアを起こした領域が太陽の北東の端から現れ、 2891黒点群と番号が付けられています。 昨日のニュース以降も、 夕方から夜にかけて、C5.0、C4.8、C3.1の小規模フレアを起こし、 27日0時半(世界時26日15時半)には、 M1.0の中規模フレアが発生しています。 その後は落ち着いた状態になっていて、 今朝、C1.2、C2.1の小規模フレアが発生した程度です。 SDO衛星AIA171による動画を掲載します。 昨日の活動の高まり以降の様子です。 2891群が再び活動を強めるかどうか、 この後も注目してください。 太陽風は、350km/秒の低速の状態から、 グラフの最後で400km/秒と平均的な速度に上がっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁気圏は静穏で、 AE指数は小さい変化が時々発生する程度です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られません。 この後、太陽風の速度がどの様に推移するか、 注目してください。 SDO衛星AIA171による、2891黒点群の活動。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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