宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:00)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
また、M1.3の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/28 06:52 C1.6
05:46 C2.1
03:48 C2.1
01:23 C2.1
10/27 21:12 C2.3
20:52 C1.6
19:18 C1.6
18:37 C2.8
17:44 C1.7
14:48 C8.5
14:22 C3.1
08:09 C2.1
00:46 M1.0
10/26 23:19 C1.2
20:14 C4.8
18:42 C5.0
14:58 C7.8
11:41 M1.3
10:43 C3.5
09:50 C9.3
06:56 C4.6
04:49 C8.5

黒点 10/28 (NOAA)
磁場 フレア
2886 1 α ---
2887 26 βγ C9
2889 6 β C4
2890 4 β ---
2891 4 β M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 313 -0.7
-2 h 318 -0.3
-4 h 331 -0.3
-6 h 356 +0.0
-8 h 361 +0.6
-10 h 368 +1.0
-12 h 363 +2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 6 -/ -
-2 h 8 -/ -
-4 h 11 -/ -
-6 h 16 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
10/28 0.7 2x10^2
10/27 0.7 4x10^2
10/26 0.7 3x10^2
10/25 0.8 2x10^2
10/24 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/10/23 13:27 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2021/10/24 14:31 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2021/10/25 12:44 低速の太陽風が続いています。
2021/10/26 13:59 太陽の東端の向こう側でフレアが連続しています。
2021/10/27 13:25 太陽の北東端から黒点が現れました。M1.0の中規模フレアが発生しています。
最新のニュース

2021/10/28 14:00 更新
Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風は低速に戻っています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、
太陽の中心部の2887黒点群の活動度が高まり、
C2.8、C3.1、C8.5など、
Cクラスの小規模フレアの発生が続いています。
今朝、28日7時(世界時27日22時)のC1.6フレアでは、
1枚目の動画の様に、
コロナを激しく噴き出す様子も観測されています。
この後、CME(コロナ質量放出)の様子も分かるでしょう。

東端(左端)近くの2891黒点群は、
C1〜2の小規模フレアが発生しただけで、
活動は少し落ち着いている様です。

引き続き、これらの黒点群の活動に注目して下さい。


昨日400km/秒に上がっていた太陽風の速度は、
夜になると下がって行き、
現在は310km/秒と低速の状態です。
磁場強度も5nTから2nTへ下がり、弱くなっています。

磁気圏は静穏で、
AE指数はほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193は、
北極から北東側(左上)にコロナホールが少し伸びているくらいです。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。



GOES衛星SUVI 304による、2887黒点群で発生したC1.6フレアの様子。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。