宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/10/28 14:00 更新 Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風は低速に戻っています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、 太陽の中心部の2887黒点群の活動度が高まり、 C2.8、C3.1、C8.5など、 Cクラスの小規模フレアの発生が続いています。 今朝、28日7時(世界時27日22時)のC1.6フレアでは、 1枚目の動画の様に、 コロナを激しく噴き出す様子も観測されています。 この後、CME(コロナ質量放出)の様子も分かるでしょう。 東端(左端)近くの2891黒点群は、 C1〜2の小規模フレアが発生しただけで、 活動は少し落ち着いている様です。 引き続き、これらの黒点群の活動に注目して下さい。 昨日400km/秒に上がっていた太陽風の速度は、 夜になると下がって行き、 現在は310km/秒と低速の状態です。 磁場強度も5nTから2nTへ下がり、弱くなっています。 磁気圏は静穏で、 AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193は、 北極から北東側(左上)にコロナホールが少し伸びているくらいです。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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