宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/10/24 14:31 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュースの後も太陽風の速度は下がり、 現在は340km/秒と低速の状態です。 磁場強度は3nTから5nTへ少し上がり、平均的な状態です。 磁気圏は静穏な状態が続いています。 AE指数は、小さい変化が数回発生している程度です。 SDO衛星AIA19では、太陽の中心部にコロナホールはなく、 太陽風は低速の穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、南東の端(左下)から小さい黒点が 2か所に現れている様です。 X線グラフは、Bクラスの小さい変化が見られる程度で、 現在見えている領域は比較的穏やかな状態です。 一方、STEREO Ahead衛星の観測によると、 太陽の東端の向こう側に活動的な領域があり、 フレアやCME(コロナ質量放出)が発生している様です。 こちら側に現れるのは2〜3日後くらいになりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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