宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/10/25 12:44 更新 低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽風の即尾は、350km/秒から320km/秒へ下がり、 更に低速になっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁気圏も概ね静穏で、 AE指数は、200nT程度の小規模の変化が発生している程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 北極にコロナホールが見えているだけで、 低緯度域は全体がぼんやり光っています。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、南東に現れた黒点に 2888群と番号が付けられています。 SDO衛星の可視光写真では、 その下にも小さい黒点が見えています。 X線グラフは特に変化はなく、 活動は落ち着いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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