宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/10/23 13:27 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。 担当 篠原 太陽風は、450km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、3nTから5nTに少し上がり、 再び3nTに戻る変化をしています。 現在はやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、比較的北寄りになっています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193では、北極以外にコロナホールは見られず、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、南東から現れた黒点に、 2887群と番号が付けられています。 Bクラスの小さいフレアが発生している程度で、 活動度は特に高くはない様です。 一方、太陽の東端の向こう側で別の領域の活動が発生していて、 SDO衛星AIA131で、フレアの小さい輝きが観測されたり、 SOHO衛星で、CMEが観測されたりしています。 STEREO Ahead衛星によると、 南東(左下)から活動的な領域が2か所現れ、 続いて、北東(左上)からも現れそうです。 今後の活動の高まりに注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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