宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/10/ 8 12:22 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒と低速の状態が続いています。 9nTにやや強まっていた磁場強度は、 昨夜には下がり始め、現在は3nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、 昨日のニュースの後に再び南向きに切り替わり、 -5nTを超えるくらいになりました。 速度が遅いため磁気圏への影響は限定的でしたが、 AE指数に300nTの小規模の変化が発生しています。 今日に入ると、南北成分の変化は小さくなり、 磁気圏は穏やかになっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部には目立つ規模のコロナホールはありません。 太陽風は穏やかに推移しそうですが、 27日周期の図を見ると、 前周期は9月13日から速度の高まりが発生しています。 今回は、この後どの様に推移するでしょうか。 太陽では、2882黒点群の上側に黒点が増えています。 昨日のC5.5以降は目立つ活動はないのですが、 この後はどうなるでしょうか。 また、太陽の南東(左下)の領域で。 今朝、C1.0の小規模フレアが発生しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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