宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:03)
昨日、C1.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 4 --- ---
10/ 3 16:07 C1.8
07:27 C1.6
10/ 2 --- ---

黒点 10/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2877 1 α C2
2880 6 β ---
2882 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 374 -1.7
-2 h 364 -1.4
-4 h 378 -0.2
-6 h 379 -3.3
-8 h 395 -3.4
-10 h 399 -2.6
-12 h 393 -0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -22 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
10/ 4 0.7 2x10^2
10/ 3 0.7 2x10^2
10/ 2 0.8 2x10^2
10/ 1 0.7 1x10^3
9/30 0.8 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 9/29 12:37 太陽の南西側でCMEが発生しています。太陽風はやや高速です。
2021/ 9/30 12:44 太陽風は平均的な速度に下がっています。黒点が大きくなっています。
2021/10/ 1 11:59 太陽風の乱れが到来し、高速風に変わっています。磁気圏は比較的穏やかです。
2021/10/ 2 12:59 太陽風の速度は下がり始めています。
2021/10/ 3 13:46 太陽風は平均的な状態です。太陽の南西でフィラメント噴出が発生しています。
最新のニュース

2021/10/ 4 14:03 更新
太陽風はやや低速になっています。太陽の北東に新しい黒点が現れています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
420km/秒から370lkm/秒へゆっくり下がり、
やや低速になっています。
磁場強度は、3nTから5nTに少し上がり、
グラフの後半で再び3nTに下がっています。
やや弱い状態です。

磁場の南北成分は、
全体的に南向きの変化が目立っています。
磁気圏の活動も少し活動的になっていて、
AE指数は、200〜500nTの小中規模の変化が
断続的に発生しています。

SDO衛星AIA193では、
はっきりと分かるようなコロナホールは、
低緯度域には見られません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽では、南西(右下)の2877黒点群が沈んで見えなくなっています。
この領域で、C1.8やB9.2などのフレアが発生していましたが、
今後は静かになりそうです。

一方、北東(左上)から新しく2882黒点群が現れています。
今のところ、活動は穏やかの様です。




今日から後期の授業が始まり、
学生たちが学校に戻って来ました。
校舎が久しぶりに賑わっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。