宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/10/ 4 14:03 更新 太陽風はやや低速になっています。太陽の北東に新しい黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 420km/秒から370lkm/秒へゆっくり下がり、 やや低速になっています。 磁場強度は、3nTから5nTに少し上がり、 グラフの後半で再び3nTに下がっています。 やや弱い状態です。 磁場の南北成分は、 全体的に南向きの変化が目立っています。 磁気圏の活動も少し活動的になっていて、 AE指数は、200〜500nTの小中規模の変化が 断続的に発生しています。 SDO衛星AIA193では、 はっきりと分かるようなコロナホールは、 低緯度域には見られません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽では、南西(右下)の2877黒点群が沈んで見えなくなっています。 この領域で、C1.8やB9.2などのフレアが発生していましたが、 今後は静かになりそうです。 一方、北東(左上)から新しく2882黒点群が現れています。 今のところ、活動は穏やかの様です。 今日から後期の授業が始まり、 学生たちが学校に戻って来ました。 校舎が久しぶりに賑わっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |