宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/10/ 5 13:48 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、370km/秒から更に下がり続け、 300km/秒とだいぶ遅くなっています。 磁場強度も、3nTとやや弱い状態が続いています。 磁場の南北成分は、南向きの傾向が続いていますが、 変化は -2nT程度と小さく、 太陽風の速度も下がっているため磁気圏への影響は小さく、 AE指数は、小さい変化が連続する状態です。 SDO衛星AIA193では、 低緯度域にはっきりとしたコロナホールはありません。 穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、北半球に2880群、2882群が見えています。 活動は穏やかで、 X線グラフは変化が見られなくなっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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