宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/10/ 6 13:07 更新 太陽風は低速で、磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒前後の低速風が続いていますが、 昨夜、5日22時(世界時5日13時)頃に、 小さい急な高まりが到来しています。 磁場強度も、3nTから5nTへ小幅の急な強まりが発生しています。 その後、太陽風の速度は、 グラフの最後で320km/秒に少し上がっています。 低速の状態は続いています。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 27日周期の図を見ると、 前周期の9月13日から太陽風速度の高まりが始まっています。 今回、10月10日頃にこの高まりは帰ってくるでしょうか。 今日のSDO衛星AIA193は、 コロナホールが北極から縦に伸びているのが見えます。 太陽は、東の2882黒点群で B5.0の小さいフレアが発生したくらいで、穏やかです。 南東の端(左下)から活動的な領域が近づいている様です。 黒点は現れるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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