宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:46)
今日、C1.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 3 07:27 C1.6
10/ 2 --- ---
10/ 1 --- ---

黒点 10/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2877 2 β C2
2880 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 413 -1.1
-2 h 423 -0.9
-4 h 420 +1.0
-6 h 419 +0.5
-8 h 417 +0.6
-10 h 425 +0.3
-12 h 434 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -27 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -27 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
10/ 3 0.7 1x10^2
10/ 2 0.8 2x10^2
10/ 1 0.7 1x10^3
9/30 0.8 8x10^2
9/29 0.9 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 9/28 11:49 太陽風はやや高速になっています。磁気圏は穏やかです。
2021/ 9/29 12:37 太陽の南西側でCMEが発生しています。太陽風はやや高速です。
2021/ 9/30 12:44 太陽風は平均的な速度に下がっています。黒点が大きくなっています。
2021/10/ 1 11:59 太陽風の乱れが到来し、高速風に変わっています。磁気圏は比較的穏やかです。
2021/10/ 2 12:59 太陽風の速度は下がり始めています。
最新のニュース

2021/10/ 3 13:46 更新
太陽風は平均的な状態です。太陽の南西でフィラメント噴出が発生しています。

担当 篠原

10nTを超えて強まっていた太陽風の磁場は、
昨夜には下がっていき、
現在は4nTから、グラフの最後で1nTと弱くなっています。

下がり始めた頃に、南北成分が南向きに強まり、
-7nTくらいに達しました。
その影響で磁気圏の活動が強まり、
AE指数は瞬間的に1500nTに達し、
その後も1000nTの大きな変化が続く活動が発生しています。

この変化の後、磁場の南北成分は0nT近くに下がり、
磁気圏の変化も見られなくなっています。

現在の太陽風の速度は、420km/秒と平均的な状態です。


太陽では、南西の端に沈みかけている2877黒点群で、
C1.6の小規模フレアが発生しています。

また、昨夜、3日23時(世界時3日14時)頃に、
太陽の南西端(右下)でフィラメント噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
コロナのループが大きく広がって飛び出しています。

SOHO衛星では、CME(コロナ質量放出)が観測されています。
地球に対しては横向きの噴出なので、影響はありません。



太陽の南西端で発生したフィラメント噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右下に飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。