宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/10/ 3 13:46 更新 太陽風は平均的な状態です。太陽の南西でフィラメント噴出が発生しています。 担当 篠原 10nTを超えて強まっていた太陽風の磁場は、 昨夜には下がっていき、 現在は4nTから、グラフの最後で1nTと弱くなっています。 下がり始めた頃に、南北成分が南向きに強まり、 -7nTくらいに達しました。 その影響で磁気圏の活動が強まり、 AE指数は瞬間的に1500nTに達し、 その後も1000nTの大きな変化が続く活動が発生しています。 この変化の後、磁場の南北成分は0nT近くに下がり、 磁気圏の変化も見られなくなっています。 現在の太陽風の速度は、420km/秒と平均的な状態です。 太陽では、南西の端に沈みかけている2877黒点群で、 C1.6の小規模フレアが発生しています。 また、昨夜、3日23時(世界時3日14時)頃に、 太陽の南西端(右下)でフィラメント噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 コロナのループが大きく広がって飛び出しています。 SOHO衛星では、CME(コロナ質量放出)が観測されています。 地球に対しては横向きの噴出なので、影響はありません。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右下に飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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