宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/10/ 1 11:59 更新 太陽風の乱れが到来し、高速風に変わっています。磁気圏は比較的穏やかです。 担当 篠原 昨夜遅くから、太陽風の乱れが始まっています。 30日23時(世界時30日14時)頃に、 磁場強度が7nTへやや強まり、 速度も400km/秒を超えて高まり始めます。 1日3時(世界時30日18時)には、 磁場強度が14nT急に強まる変化が到来し、 追いかける様に速度も500km/秒を超えて 高速風に変わっています。 現在は、磁場強度は5nTへ下がって平均的な値に戻っていますが、 速度は530km/秒と高まった状態が続いています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する時間が長く、 一時的に-5nTを超えるくらいの変化が来た程度です。 磁気圏の活動は、磁場が南を向いた頃に AE指数が500nTに達する中規模の変化が発生していますが、 その前後は比較的穏やかです。 太陽風速度の上昇はこのあたりまでの様ですが、 高速風はどのくらい続くでしょうか。 注目してください。 太陽は、北東側で30日20時(世界時30日11時)に フィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 地球に対しては斜め方向ですが、 CME(コロナ質量放出)も発生しているかもしれません。 黒点は、2877、2880群が見えていますが、 フレアは、C1.2の小規模フレアが1回起きた程度です。 太陽の北東域で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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