宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/ 9/30 12:44 更新 太陽風は平均的な速度に下がっています。黒点が大きくなっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝くらいに400km/秒まで下がり、 平均的な速度に戻っています。 磁場強度は、3nT程度とやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、グラフの前半は弱い南寄りで、 後半は次第に北向きに変化しています。 このため、AE指数のグラフも、 中盤くらいに小規模の変化が続いていますが、 最後は変化がなくなっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部に淡いコロナホールが広がっている様です。 3日後くらいに太陽風の高まりが見られるかもしれません。 また、昨日お知らせしたCMEによる太陽風の乱れが、 明日か明後日くらいに到来する可能性があります。 どの程度の変化になるでしょうか。 太陽は、北東の2880黒点群と、南西の2877黒点群が それぞれ大きくなっています。 フレアの発生も増えていて、 C1〜2と規模は小さいですが、 昨夜以降、4回記録されています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |