宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 9/28 11:49 更新 太陽風はやや高速になっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の磁場強度は、 昨日のニュースの後に10nT近くへ強まり、 今朝早くには、15nTまで強まりました。 その頃から太陽風の速度も上昇を始め、 380km/秒とやや低速の状態から、 現在は480km/秒とやや高速の風に変わっています。 磁場強度は反対に下がり始めて、現在は9nTです。 太陽の北半球に見えていた コロナホールの影響がやって来た様です。 磁場強度はまだ強まった状態なので、 速度は引き続き上昇する可能性があります。 どこまで高まるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。 このため磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化がありません。 この後、磁場の傾向が南寄りに切り替わる様な変化があれば、 磁気圏の活動も高まります。 注目してください。 太陽は、NOAAの報告書では、2871、2877群だけですが、 SDO衛星の写真を拡大すると、2872、2878も見えています。 また、新しい黒点が2か所に現れています。 X線グラフは特に変化はなく、活動は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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