宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:56)
今日、M1.8の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/24 00:07 M1.8
9/23 --- ---
9/22 --- ---

黒点  9/24 (NOAA)
磁場 フレア
2871 11 βγδ M3
2872 15 β ---
2873 6 β ---
2875 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 442 +4.1
-2 h 431 +3.7
-4 h 403 +3.3
-6 h 389 +4.2
-8 h 388 +3.1
-10 h 389 +4.6
-12 h 390 +1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 2 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^2
9/24 0.7 1x10^3
9/23 0.9 8x10^2
9/22 0.7 4x10^2
9/21 0.7 2x10^2
9/20 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 9/19 11:01 太陽の南東から新しい黒点が現れています。太陽風は平均的な状態です。
2021/ 9/20 12:38 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2021/ 9/21 12:46 太陽に5つの黒点群が見えています。太陽風は低速で磁気圏は穏やかです。
2021/ 9/22 11:31 太陽の黒点が増えています。太陽風は低速の状態が続いています。
2021/ 9/23 10:22 太陽風はやや低速です。コロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2021/ 9/24 12:56 更新
Mクラスの中規模フレアが2回発生しました。太陽風は平均的な速度です。

担当 篠原

太陽の南東の2871黒点群で、
Mクラスの中規模フレアが2回発生しました。
23日13時半(世界時23日4時半)のM2.8、
24日0時(世界時23日15時)のM1.8です。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

このフレアに伴って、
CME(コロナ質量放出)も発生している様です。
SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、
左下に向かってコロナのガスが飛び出しています。

フレアの発生地点が太陽の中心に近いので、
CMEは地球の方向へも飛び出している可能性があります。
26〜27日頃に乱れがやって来るかもしれません。


太陽風は、今朝くらいに速度が400km/秒台に達し、
現在は450km/秒ともう少し上がっています。
コロナホールの影響が始まったのでしょうか。

磁場強度は、5nTと平均的な状態から、
今日未明からは8nTと少し強くなっています。
太陽風の2番目のグラフを見ると、
この頃に、太陽風磁場の大まかな方向が切り替わっています。
これに関係する変化かもしれません。

この後、コロナホールの影響は強まるでしょうか。
速度の変化に注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。
磁気圏は穏やかです。




2871黒点群で発生した、M2.8、M1.8の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2つのMフレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。