宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 9/24 12:56 更新 Mクラスの中規模フレアが2回発生しました。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 太陽の南東の2871黒点群で、 Mクラスの中規模フレアが2回発生しました。 23日13時半(世界時23日4時半)のM2.8、 24日0時(世界時23日15時)のM1.8です。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 このフレアに伴って、 CME(コロナ質量放出)も発生している様です。 SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、 左下に向かってコロナのガスが飛び出しています。 フレアの発生地点が太陽の中心に近いので、 CMEは地球の方向へも飛び出している可能性があります。 26〜27日頃に乱れがやって来るかもしれません。 太陽風は、今朝くらいに速度が400km/秒台に達し、 現在は450km/秒ともう少し上がっています。 コロナホールの影響が始まったのでしょうか。 磁場強度は、5nTと平均的な状態から、 今日未明からは8nTと少し強くなっています。 太陽風の2番目のグラフを見ると、 この頃に、太陽風磁場の大まかな方向が切り替わっています。 これに関係する変化かもしれません。 この後、コロナホールの影響は強まるでしょうか。 速度の変化に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。 磁気圏は穏やかです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2つのMフレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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