宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 9/25 09:49 更新 太陽の活動は落ち着いています。太陽風は高速風になりました。 担当 篠原 Mクラスのフレアを起こした2871黒点群の すぐ左上に新しい黒点が現れ、 2876群と番号が付けられています。 ここで、24日16時(世界時24日7時)に C2.9の小規模フレアが発生しています。 NOAAのフレアの記録では2871群での発生となっていますが、 2876と番号が付けられる前の記録のためかもしれません。 2871群周辺では小さい活動が頻繁に発生しています。 引き続き注目してください。 また、太陽の北東(左上)と南東(左下)に 小さい黒点が現れている様です。 太陽風は、昨日のニュース以降も少しずつ速度が上がり、 ちょうど500km/秒に達したところです。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 磁気圏は基本的には静穏ですが、 太陽風の磁場が一時的に南を向いたところで、 AE指数に800nTの中規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは、太陽の西の端に近付いています。 この領域の影響による太陽風速度の高まりは、 この辺りまでかもしれません。 一方、北極から中緯度にかけてコロナホールが縦に伸びています。 前周期よりも縦の広がりが大きくなっているので、 今回は太陽風にも変化が現れるかもしれません。 明後日、27日以降の変化に注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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