宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/ 9/27 12:44 更新 太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は380km/秒へ下がり、 やや低速になっています。 3nT前後とやや弱い状態だった磁場強度は、 今朝くらいから少し強まって、現在は7nTです。 コロナホールの影響が近付いているのでしょうか。 磁場の南北成分は、グラフの中盤までは北寄りで、 最後に南向きに変化が発生しています。 磁気圏は穏やかな状態が続き、 グラフの最後に小規模の変化が起きているだけです。 SDO衛星AIA193では、 北半球の中緯度のコロナホールは西側に進んでいます。 この後、太陽風に変化は見られるでしょうか。 太陽は、C1の小規模フレアが2回発生した程度で、 全体としては穏やかです。 南東(左下)の黒点に、 2877、2878群と番号が付けられています。 また、北西(右上)に新しい黒点が現れています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |