宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/ 9/21 12:46 更新 太陽に5つの黒点群が見えています。太陽風は低速で磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 しばらく前から、ニュースの左の「リアルタイムデータ」の欄に、 太陽写真というリンクを加えています。 このページでは、太陽写真やフレア、黒点群などの情報を まとめて表示しています。 どうぞご覧下さい。 個人的には「4種」の表示が気に入っています(自画自賛です・・・)。 太陽がにぎやかになっています。 北半球に2872、2873黒点群が現れ、 (この2群は、昨日のニュースの写真で既に見えていました) 南半球も、今朝のNOAAの報告書には記されていませんが、 2か所に黒点が現れています。 X線グラフでは、 Bクラスの小さいフレアが頻繁に発生しています。 南東(左下)の2871群で発生している様です。 この後、活動が強まる領域が現れるでしょうか。 太陽風は、速度が300km/秒から330km/秒へ少し上がっていますが、 低速の風が続いています。 磁場強度は、5nTと平均的な値になっています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193を見ると、 太陽の南半球の中心部にコロナホールが大きく広がっています。 今、この領域から地球の方向へ速度の高い太陽風が 吹き出しているところです。 地球へ到来するまで3日程度かかると考えると、 24日には太陽風は高速風に変わっている可能性があります。 変化の始まりはもう少し早く、23日頃になりそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |