宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 9/17 12:36 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、速度が330km/秒から300km/秒へ下がりましたが、 グラフの最後で、小幅ですが急に350km/秒へ上がる 変化が発生しています。 磁場強度も、4nTから7nTへ、 こちらも小さい変化ですが急に強まっています。 14日のニュースでお知らせしていた 13日のCMEによる乱れが到来したのでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場の強まりの後は南向きに変化していますが、 -3〜 -5nTと変化は小さく、 この程度であれば、 磁気圏の乱れが特に大きくなることはないでしょう。 ここまでのAE指数はほとんど変化のない状態で、 磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193は、 北極にコロナホールの広がりが見えますが、 その他は、小さい領域が所々に見える程度です。 太陽は、今日も無黒点です。 X線グラフの強度は更に下がっていて、 太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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