宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 9/ 6 12:43 更新 太陽風は低速の状態が続いています。 担当 篠原 太陽の南東(左下)の2866黒点群とその右の2868黒点群が、 昨日よりも大きくなって目立っています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 2866群は、黒点の左右のセットがさらに上下二段に並んでいて、 面白い形に見えています。 フレアの活動は特になく、 北半球の2864群の左側で、 B8の小さいフレアが発生した程度です。 太陽風は、速度が300km/秒へ下がり、 更に低速になっています。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 コロナホールの影響に注目していましたが、 特に変化のない状態で推移しています。 磁場の南北成分は、比較的南寄りで推移しています。 このため、AE指数は小規模の変化が度々発生しています。 磁場の南寄りの傾向は、この後も続くでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは、北極と南極に見えるだけです。 太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽の南東の2866黒点群と2868黒点群。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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