宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 9/ 5 13:29 更新 太陽に黒点が多く見えています。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽面がにぎやかになっています。 昨日、太陽のあちこちに見えていた黒点に、 2864〜2867群などの番号が付けられています。 2864群は、昨日のNOAAの報告書に既に書かれていたのですが、 位置情報が合っていないようだったので様子を見ていたところ、 南半球と北半球の記載ミスだった様で、 北半球の中心部の黒点が2864群でした。 また、南東の端近く(左下)の2866群と、 その右の黒点(群番号はまだ付けられていません)は、 昨日よりも黒点が目立つようになっています。 X線グラフでは、 Bクラスの小さいフレアが繰り返し発生しています。 2860群、2864群、2866群で発生しています。 今後の活動に注目してください。 太陽風の速度は、昨夜には400km/秒台を割り、 低速の風になっています。 現在の速度は330km/秒です。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態が続いています。 南北成分は、弱い南寄りになっていますが、 振幅は小さく、速度が下がっていることもあり、 AE指数は小規模の変化が時々発生している程度です。 SDO衛星AIA193では、 注目していたコロナホールは西に半分ほど進んでいて、 これから影響が見られるかもしれません。 小幅の変化になりそうですが、到来するでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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