宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:29)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 5 --- ---
9/ 4 --- ---
9/ 3 05:20 C1.2

黒点  9/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2863 5 β ---
2864 7 β ---
2865 3 β ---
2866 2 β ---
2867 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:23 328 -2.0
-2 h 339 -2.1
-4 h 353 -2.6
-6 h 355 -1.0
-8 h 355 -1.0
-10 h 349 -1.4
-12 h 342 +1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 9x10^2
9/ 5 0.8 3x10^3
9/ 4 0.7 3x10^3
9/ 3 0.7 2x10^4
9/ 2 0.8 1x10^4
9/ 1 0.7 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 8/31 13:27 C1〜3の小規模フレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2021/ 9/ 1 12:30 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。
2021/ 9/ 2 13:03 太陽風は低速の風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 9/ 3 13:08 太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。8月の黒点相対数は 22.4 でした。
2021/ 9/ 4 13:20 太陽風は平均的な速度のなっています。太陽のあちこちに黒点が現れています。
最新のニュース

2021/ 9/ 5 13:29 更新
太陽に黒点が多く見えています。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

太陽面がにぎやかになっています。
昨日、太陽のあちこちに見えていた黒点に、
2864〜2867群などの番号が付けられています。

2864群は、昨日のNOAAの報告書に既に書かれていたのですが、
位置情報が合っていないようだったので様子を見ていたところ、
南半球と北半球の記載ミスだった様で、
北半球の中心部の黒点が2864群でした。

また、南東の端近く(左下)の2866群と、
その右の黒点(群番号はまだ付けられていません)は、
昨日よりも黒点が目立つようになっています。

X線グラフでは、
Bクラスの小さいフレアが繰り返し発生しています。
2860群、2864群、2866群で発生しています。
今後の活動に注目してください。


太陽風の速度は、昨夜には400km/秒台を割り、
低速の風になっています。
現在の速度は330km/秒です。

磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態が続いています。
南北成分は、弱い南寄りになっていますが、
振幅は小さく、速度が下がっていることもあり、
AE指数は小規模の変化が時々発生している程度です。

SDO衛星AIA193では、
注目していたコロナホールは西に半分ほど進んでいて、
これから影響が見られるかもしれません。
小幅の変化になりそうですが、到来するでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。