宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 9/ 2 13:03 更新 太陽風は低速の風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、320〜330km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤まで弱い南寄りの傾向になっていますが、 速度が下がっているため磁気圏は穏やかで、 AE指数のグラフは、小さい変化が時々起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが太陽の中心線付近に見えています。 3日後くらいに、太陽風に変化が現れるかもしれません。 コロナホールの広がりは小さいので、 影響はそれほど大きくないでしょう。 太陽は、南西(右下)の2860黒点群で C1.2の小規模フレアが2回発生しています」 黒点群は太陽の端に近付いていて、この後沈んで行きます。 一方、南東側(左下)に新しい黒点が発生しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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