宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
昨日、C3.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 1 --- ---
8/31 06:30 C3.0
04:21 C1.7
01:11 C2.0
8/30 12:52 C1.3
10:43 C1.6
02:01 C2.9

黒点  9/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2859 1 α ---
2860 16 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 323 -1.2
-2 h 329 -1.1
-4 h 325 -0.7
-6 h 323 +0.1
-8 h 324 -0.4
-10 h 329 +0.9
-12 h 335 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -11 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h 11 -/ -
-6 h 13 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^2
9/ 1 0.7 3x10^3
8/31 0.7 4x10^3
8/30 0.8 1x10^4
8/29 0.7 1x10^4
8/28 0.7 8x10^3

静か 激しい 非常に


















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X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 8/27 13:19 小規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。太陽風の小さい乱れが到来しています。
2021/ 8/28 12:42 C7.3の小規模フレアが発生しました。太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も強まっています。
2021/ 8/29 13:01 M4.7の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏は穏やかになっています。
2021/ 8/30 13:09 2860黒点群で小規模フレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2021/ 8/31 13:27 C1〜3の小規模フレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2021/ 9/ 1 12:30 更新
太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から320km/秒へ下がり、
低速の状態に変わっています。
磁場強度も、2〜4nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、
グラフの前半は弱い南寄りでしたが、
後半は0nT前後で小さく変化する様に変わっています。
このため、磁気圏の活動も、
AE指数のグラフの初めの頃は小規模の変化が続いていますが、
後半は変化が小さくなっています。
現在の磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193は、
太陽の中心部の南半球側に、
縦に伸びるコロナホールが見えています。
4日後くらいから太陽風に影響が見られるかもしれません。
横幅が比較的狭いので、影響は短い期間になりそうです。


太陽の活動はさらに弱くなり、
X線グラフはBクラスの小さい変化だけになっています。

北東の端(左上)から小さい黒点が姿を現しています。
SDO衛星AIA131の動画を見ると、目立つ程の活動はなく、
比較的穏やかな状態の様です。

また、2860群の左側に、
とても小さい黒点が発生しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。