宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 9/ 1 12:30 更新 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から320km/秒へ下がり、 低速の状態に変わっています。 磁場強度も、2〜4nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は弱い南寄りでしたが、 後半は0nT前後で小さく変化する様に変わっています。 このため、磁気圏の活動も、 AE指数のグラフの初めの頃は小規模の変化が続いていますが、 後半は変化が小さくなっています。 現在の磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193は、 太陽の中心部の南半球側に、 縦に伸びるコロナホールが見えています。 4日後くらいから太陽風に影響が見られるかもしれません。 横幅が比較的狭いので、影響は短い期間になりそうです。 太陽の活動はさらに弱くなり、 X線グラフはBクラスの小さい変化だけになっています。 北東の端(左上)から小さい黒点が姿を現しています。 SDO衛星AIA131の動画を見ると、目立つ程の活動はなく、 比較的穏やかな状態の様です。 また、2860群の左側に、 とても小さい黒点が発生しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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