宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
今日、C1.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 3 05:20 C1.2
9/ 2 --- ---
9/ 1 21:33 C1.2
17:48 C1.2

黒点  9/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2860 6 β C1
2863 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 376 -0.1
-2 h 379 +2.2
-4 h 345 -0.9
-6 h 344 +0.5
-8 h 347 +2.9
-10 h 343 -1.9
-12 h 338 -2.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 4 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^4
9/ 3 0.7 2x10^4
9/ 2 0.8 1x10^4
9/ 1 0.7 9x10^3
8/31 0.7 9x10^3
8/30 0.8 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 8/29 13:01 M4.7の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏は穏やかになっています。
2021/ 8/30 13:09 2860黒点群で小規模フレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2021/ 8/31 13:27 C1〜3の小規模フレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2021/ 9/ 1 12:30 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。
2021/ 9/ 2 13:03 太陽風は低速の風が続いています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2021/ 9/ 3 13:08 更新
太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。8月の黒点相対数は 22.4 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
8月の黒点相対数は、22.4 と発表されました。

7月の34.4からは下がっていますが、
4〜6月が20台でしたので、
同程度で推移していると考えられます。

1枚目の図で、11年前の2010頃の値と比較すると、
同じくらいの水準が続いています。
現在の第25期は、
ここまでは第24期と同等の変化になっていると言えそうです。



太陽風は、速度のグラフが乱れていますが、
次第に速度が上がって、380km/秒くらいになっている様です。
やや低速くらいの状態です。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態が続いています。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが西半球側に進んでいます。
明後日くらいから影響が始まりそうです。


太陽は、南東(左下)の黒点に2863群と番号が付けられています。
南西(右下)の2860群は、もうすぐ沈みそうです。

この2860群でC1.2の小規模フレアが発生していますが、
目立った変化はこのくらいで、
太陽は穏やかに推移しています。



太陽黒点相対数の長期変化。8月の黒点相対数は 22.4 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。