宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 9/ 4 13:20 更新 太陽風は平均的な速度のなっています。太陽のあちこちに黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風の速度は、360km/秒と低速の状態から、 図の最後で420km/秒と平均的な速さに上がっています。 グラフの後半で急に上がった様になっていますが、 速度の途中のデータは不安定になっている印象で、 正しい変化ではないかもしれません。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。 南北成分は、南寄りの傾向から、 後半は0nT付近で変化する様になっています。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフも、 初めの頃に500nTを越える中規模の変化が発生してますが、 後半は変化が小さくなっています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは更に西に進み、 斜めになった分、やや見にくくなっています。 この領域の影響が、明日くらいから始まりそうです。 太陽は、あちこちに新しい黒点が現れて、 にぎやかになっています。 フレアは、Bクラスの変化が起きているだけですが、 この後、活動が強まるなどするでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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