宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:27)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/31 06:30 C3.0
04:21 C1.7
01:11 C2.0
8/30 12:52 C1.3
10:43 C1.6
02:01 C2.9
8/29 18:51 C8.1
09:18 C7.4

黒点  8/31 (NOAA)
磁場 フレア
2859 1 α ---
2860 20 βγ C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 390 -2.4
-2 h 394 -2.8
-4 h 391 -3.1
-6 h 401 -1.3
-8 h 410 -0.7
-10 h 364 -2.6
-12 h - +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -24 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^3
8/31 0.7 4x10^3
8/30 0.8 1x10^4
8/29 0.7 1x10^4
8/28 0.7 8x10^3
8/27 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 8/26 12:50 太陽風は平均的な速度です。太陽は穏やかです。
2021/ 8/27 13:19 小規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。太陽風の小さい乱れが到来しています。
2021/ 8/28 12:42 C7.3の小規模フレアが発生しました。太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も強まっています。
2021/ 8/29 13:01 M4.7の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏は穏やかになっています。
2021/ 8/30 13:09 2860黒点群で小規模フレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2021/ 8/31 13:27 更新
C1〜3の小規模フレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

2860黒点群では、昨日のニュース以降、
C1〜3の小規模フレアが6回ほど発生しています。
SDO衛星AIA193の動画を見ると、
小さい活動が続いています。
次第に西の端に近付いて来ましたが、
もうしばらく注目して下さい。

また、太陽の北東の端(左上)からは、
新しい領域が近づいていて、
AIA193でも活動している様子が分かります。
どのような領域が現れるでしょうか。


太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと
概ね平均的な状態です。

磁場の南北成分は、南寄りの状態が続いています。
磁気圏では活動が少し強まっていて、
AE指数は、300nTから500nTの小規模の変化が
数時間おきに発生しています。

SDO衛星AIA193では、
南東のコロナホールがよく見えています。
この見え方だと、
影響の到来は5日後くらいになるかもしれません。
すると、9月5日くらいになりそうですが、
どうなるでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子は、
ちょうど1万くらいの高さに下がっています。
このまま減っていくでしょう。



SDO衛星による2860黒点群。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。