宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/26 --- ---
8/25 --- ---
8/24 23:22 C1.5

黒点  8/26 (NOAA)
磁場 フレア
2859 3 α C2
2860 6 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 397 -1.7
-2 h 408 -1.7
-4 h 392 -0.5
-6 h 369 -0.1
-8 h 376 +1.4
-10 h 380 +0.8
-12 h 370 -1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -23 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
8/26 0.8 1x10^2
8/25 0.7 1x10^2
8/24 0.7 2x10^2
8/23 0.8 1x10^2
8/22 0.9 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 8/21 13:23 太陽の東端から黒点が現れています。太陽風は低速です。
2021/ 8/22 13:57 小規模フレアが2回発生しています。低速の太陽風が続いています。
2021/ 8/23 13:11 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。
2021/ 8/24 13:49 フィラメント噴出によりCMEが発生しています。太陽風は低速です。
2021/ 8/25 12:37 太陽でCMEが発生しています。太陽風はやや低速になっています。
最新のニュース

2021/ 8/26 12:50 更新
太陽風は平均的な速度です。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、昨日のニュースの後に360km/秒へ少し速度が下がり、
その後再び上昇を始めて、
今朝には400km/秒と平均的な速さになっています。
磁場強度は、昨日は8nTと少し強まっていましたが、
その後5nTと平均的な状態に戻り、
グラフの最後で、3nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、
昨日のニュースの頃は南向きに強まっていましたが、
その変化はすぐに終わり、
以降は、小さく南北に変化しています。

オーロラの活動度を示すAE指数のグラフも、
磁場が南向きに強まっていた初めの頃に
500nTを超えるくらいの変化が見られますが、
以降は、小規模の変化に留まっています。

SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の中心部から東側(左側)にかけて、
コロナホールはない様です。
明日以降にCMEによる乱れが到来する可能性がありますが、
それを除くと、太陽風は穏やかに推移しそうです。


太陽は、南東(左下)の2860黒点群が、
昨日よりも少し大きくなっています。
1枚目にSDO衛星による拡大写真を掲載します。

また、北東の端(左上)に小さい黒点が現れています。

昨日のニュース以降、活動は落ち着いていて、
X線グラフは、Bクラスの小さい変化が起きている程度です。



太陽の南東(左下)の2860黒点群。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。