宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 8/20 13:15 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏が少し活動的になりました。 担当 篠原 太陽風は、330km/秒前後と低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態が続いていますが、 昨夕から深夜にかけて、 南北成分が -5nTと南向きに振れ続ける変化が発生しています。 速度が下がっているので、影響は小規模でしたが、 AE指数は500nTの変化が7時間にわたって発生しています。 その後のAE指数に変化はなく、 現在の磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 北半球の縦に伸びるコロナホールが 太陽の中心線に近付いています。 4日後くらいから太陽風に変化が見られるかもしれません。 太陽は、中心部の2858黒点群は小さくなり、 西の2857群はもうすぐ沈みます。 X線グラフは、Bクラスの小さい変化が発生していますが、 これらは北東の端(左上)で発生していて、 向こう側から活動的な領域が近づいています。 STEREO Ahead衛星を参照すると、 東端の向こう側に活動領域が2つ並んでいる様です。 今後のSDO衛星の画像に注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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