宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 8/15 13:47 更新 太陽風は低速になっています。太陽に新しい黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風は、昨夜にかけて速度が330km/秒に下がり、 その後少し上がって、370km/秒ほどになっています。 低速の状態です。 磁場強度は、3nTから6nTへゆっくりと上がっています。 値としては平均的な状態ですが、 更に上がるのか、この辺りで落ち着くのか、 しばらく注目してください。 磁場の南北成分は、変化は小さいですが、 南向きになったり、北向きになったりしています。 速度が下がっているため磁気圏は穏やかで、 AE指数は時々小規模の変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の低緯度域はぼんやりと光っていて、 コロナホールは見られません。 この後も穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、2853、2855群の黒点は見えなくなりましたが、 昨日西に見えていた黒点が2856群になり、 中心部に新しく黒点が現れて、2857群となっています。 X線グラフに変化はなく、活動は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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