宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:47)
昨日、C1.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/15 --- ---
8/14 06:02 C1.5
8/13 --- ---

黒点  8/15 (NOAA)
磁場 フレア
2853 1 α C1
2855 1 α ---
2856 3 β ---
2857 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 377 -2.1
-2 h 367 +1.4
-4 h 361 -1.2
-6 h 344 -1.8
-8 h 354 +3.8
-10 h 342 -2.4
-12 h 341 -0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 5 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
8/15 0.7 2x10^2
8/14 0.7 2x10^2
8/13 0.8 2x10^2
8/12 0.7 2x10^2
8/11 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 8/10 14:16 太陽風は低速の状態です。太陽は無黒点になっています。
2021/ 8/11 13:22 太陽風の速度は450km/秒に少し上がっています。
2021/ 8/12 12:55 太陽風は平均的な速度です。磁気圏は穏やかです。
2021/ 8/13 13:45 太陽風は350km/秒と低速になっています。
2021/ 8/14 13:21 太陽風は平均的な速度に戻っています。C1の小規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2021/ 8/15 13:47 更新
太陽風は低速になっています。太陽に新しい黒点が現れています。

担当 篠原

太陽風は、昨夜にかけて速度が330km/秒に下がり、
その後少し上がって、370km/秒ほどになっています。
低速の状態です。

磁場強度は、3nTから6nTへゆっくりと上がっています。
値としては平均的な状態ですが、
更に上がるのか、この辺りで落ち着くのか、
しばらく注目してください。

磁場の南北成分は、変化は小さいですが、
南向きになったり、北向きになったりしています。
速度が下がっているため磁気圏は穏やかで、
AE指数は時々小規模の変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の低緯度域はぼんやりと光っていて、
コロナホールは見られません。
この後も穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽は、2853、2855群の黒点は見えなくなりましたが、
昨日西に見えていた黒点が2856群になり、
中心部に新しく黒点が現れて、2857群となっています。

X線グラフに変化はなく、活動は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。