宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 8/16 12:55 更新 太陽風は400km/秒台に戻っています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後にゆっくりと上がり、 今朝早くに480km/秒とやや高速の状態になりました。 現在は少し下がって、450km/秒くらいです。 27日周期の図の前周期の様に、 太陽風の速度は400km/秒台を推移しています。 太陽風の磁場強度は、 昨日の午後に7nTくらいに上がって、以降は下がり、 5nT前後と平均的な値になっています。 磁場の南北成分は、南寄りになっていて、 この影響で、AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が 繰り返し発生しています。 SDO衛星AIA193では、 低緯度域はぼんやりと光っていて、 目立つ規模のコロナホールはありません。 太陽は、中心部の2857群の黒点が目立つ様になっています。 SDO衛星の可視光写真では、 2857群の右上の2853群の辺りに小さい黒点が見えています。 X線グラフは特に変化はなく、穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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