宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 8/19 12:57 更新 太陽風は低速になっています。新しい黒点が現れています。 担当 篠原 今朝早くに太陽風の速度は400km/秒台を割り、 現在は350km/秒と低速の風になっています。 27日周期の図の前周期と同様に、 速度の弱い高まりは終わりを迎えた様です。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 南北成分は、グラフの中盤までは南寄りですが、 後半は北寄りになっています。 これに対応して、AE指数のグラフも、 途中までは小規模の変化が起きていますが、 後半は変化がなくなっています。 太陽風の速度が下がってきたので、 この後の磁気圏は、基本的には穏やかに推移するでしょう。 SDO衛星AIA193では、 北東側(左上)にコロナホールが縦に伸びています。 次の注目は、この領域の影響になりそうです。 5日後くらいになるかもしれません。 太陽では、中心部に新しい黒点が現れ、 2858群と番号が付けられています。 B1〜2の小さいフレアを3回起こしています。 また、西の端(右端)近くの2857群の少し右側にも、 新しい黒点が現れています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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