宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 8/18 13:28 更新 太陽風は平均的な状態が続いています。 担当 篠原 太陽風は、430〜450km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場強度も4nTと平均的な状態です。 ここまで、27日周期の図の前周期の 7月20〜21日に見られた小さい速度の高まりと 同じ様な推移になっています。 そう考えると、この後の速度は、 次第に下がっていくのかもしれません。 磁場の南北成分は、弱い南寄りが続いています。 AE指数は、300nT程度の小規模の変化が数回発生していて、 磁気圏は少し活動的です。 SDO衛星AIA193では、 北東側(左上)に縦に伸びるコロナホールが見えています。 この領域は前周期もあって、 27日周期の図の7月28日の速度の高まりをもたらしています。 今回の高速風の到来は、8月24日頃でしょうか。 太陽は、2857黒点群が小さくなっています。 X線グラフは変化がなく、穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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