宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 8/14 13:21 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。C1の小規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風は、速度が350km/秒から450km/秒へ高まり、 その後、400km/秒へ下がるという変化をしています。 27日周期の図の前周期の様に、 ここしばらくは、400km/秒あたりの速度が 続くのかもしれません。 磁場強度は、グラフの前半は5nT前後ですが、 後半は3nTとやや弱い状態に戻っています。 AE指数は300nTの小規模の変化が発生していますが、 後半は静かになっています。 SDO衛星AIA193では、 低緯度域にコロナホールはありません。 太陽風は現在の様な状態が続くのでしょうか。 太陽は、中心部の北側の2853黒点群で、 C1.4の小規模フレアが発生しています。 2853群は、微かに小さい黒点が見えています。 また、東側に2855群と、 西側に小さい黒点が新しく現れています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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