宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 8/13 13:45 更新 太陽風は350km/秒と低速になっています。 担当 篠原 大雨風の速度は、今朝まで400km/秒を保っていましたが、 その後一段下がって、 現在は350km/秒と低速風になっています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は、400nTの小規模の活動と、 小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193は、北極にコロナホールが見えるくらいで、 低緯度域は全体がぼんやりと光っています。 この後も穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、2854、2855群の黒点が小さく見えています。 X線グラフは特に変化はなく、穏やかです。 しかし、太陽の向こう側では活動が発生している様で、 SOHO衛星LASCO C2では、 CME(コロナ質量放出)が観測されています。 動画では、右、左と2回発生している様です。 太陽の向こう側で発生したCME。SOHO衛星LASCO C2。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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