宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 8/10 14:16 更新 太陽風は低速の状態です。太陽は無黒点になっています。 担当 篠原 太陽風は、350〜370km/秒の間を上下して、 低速の状態が続いています。 磁場強度も上下の変化が見られますが、 全体としては5nT前後と概ね平均的な状態で推移しています。 磁気圏は静穏で、 AE指数は小規模の変化が時々発生している程度です。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、7月15日以降、 400km/秒台の速度が続く様になっています。 今回はどの様になるでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部にコロナホールはありません。 太陽は、北東(左上)に現れた黒点がその後見えなくなり、 無黒点になっています。 X線グラフでは、 Bクラスの小さい変化が数回発生しています。 これらは北東の領域で発生していて、 NOAA/SWPCのフレアの記録によると、 この領域には2853群と番号が付けられています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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