宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/ 8/ 9 12:10 更新 C1の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽の北東(左上)の活動的な領域に、 今朝くらいから黒点が見える様になり、 9日9時(世界時9日0時)に、 C1.3の小規模フレアが発生しています。 Cクラスに達するフレアの発生は、 7月24日のC1.5以来で、およそ2週間ぶりです。 この領域の活動度が高まろうとしているのかどうか、 この後の変化に注目してください。 太陽風は、速度が420km/秒から340km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度も5nTから4nTに少し下がっています。 グラフの最後で、さらに1nTへ下がっていますが、 これは、太陽風磁場のセクター境界(磁場の大まかな方向の切り替わり) を迎えているためかもしれません。 太陽風の図の2番目のグラフが、 この後、「A」から「T」へ変化するのではないでしょうか 太陽風磁場の南北成分は、 全体としては0nT付近を推移しています。 時々、南向きに少し振れていて、 この影響でAE指数に小規模の変化が発生しています。 太陽風の速度が下がってきたので、 この後も磁気圏は穏やかに推移しそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |