宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 8/ 5 12:18 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、グラフの前半は330km/秒、後半は310km/秒と、 低速の風が続いています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態で、 磁場の強まりは終わっています。 磁場の南北成分は、南寄りから北寄りに変化しています。 速度も下がっているため磁気圏は穏やかで、 AE指数は、初めの頃に小さい変化がありますが、 その後は変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193では、南北のコロナホールが西に進み、 影響の到来が近付いています。 明日くらいから、 太陽風の磁場や速度の高まりが始まるかもしれません。 太陽は、南西(右下)の端近くに2850黒点群と、 南東側(左下)に小さい黒点が見えています。 X線グラフは、昨日のB5.9以降は特に変化はありません。 STEREO Ahead衛星を見ると、 東端の向こう側、30度くらいのところに、 活動的な領域がある様です。 活動度はどのくらいの領域でしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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