宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:18)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 5 --- ---
8/ 4 --- ---
8/ 3 --- ---

黒点  8/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2850 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 310 +2.0
-2 h 313 +1.7
-4 h 319 +1.3
-6 h 329 +1.3
-8 h 330 +1.3
-10 h 335 +0.9
-12 h 338 +0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -3 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^2
8/ 5 0.7 1x10^3
8/ 4 0.7 8x10^2
8/ 3 0.6 4x10^2
8/ 2 0.7 6x10^2
8/ 1 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 7/31 12:48 太陽風はやや高速の状態が続いています。小さい黒点が現れています。
2021/ 8/ 1 13:25 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽でフィラメント噴出が発生しました。
2021/ 8/ 2 13:37 太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。
2021/ 8/ 3 14:05 太陽風の磁場の強まりが到来して、磁気圏の活動を高めています。
2021/ 8/ 4 13:03 太陽風磁場の強まりが少し残っています。7月の黒点相対数は 34.4 でした。
最新のニュース

2021/ 8/ 5 12:18 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、グラフの前半は330km/秒、後半は310km/秒と、
低速の風が続いています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態で、
磁場の強まりは終わっています。

磁場の南北成分は、南寄りから北寄りに変化しています。
速度も下がっているため磁気圏は穏やかで、
AE指数は、初めの頃に小さい変化がありますが、
その後は変化が見られなくなっています。

SDO衛星AIA193では、南北のコロナホールが西に進み、
影響の到来が近付いています。
明日くらいから、
太陽風の磁場や速度の高まりが始まるかもしれません。


太陽は、南西(右下)の端近くに2850黒点群と、
南東側(左下)に小さい黒点が見えています。

X線グラフは、昨日のB5.9以降は特に変化はありません。

STEREO Ahead衛星を見ると、
東端の向こう側、30度くらいのところに、
活動的な領域がある様です。
活動度はどのくらいの領域でしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。