宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 8/ 6 13:08 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、300lkm/秒と低速の状態で安定しています。 磁場強度は、5nTと平均的です。 速度が下がっているため磁気圏は穏やかで、 AE指数は、小さい変化が1回発生している程度です。 27日周期の図を見ると、 ちょうど27日前の7月10〜11日に、 小さい速度の高まりが発生しています。 SDO衛星AIA193で見えていたコロナホールの影響が そろそろ到来するかもしれません。 変化は、前周期と同様に比較的小規模になりそうですが、 どうなるでしょうか。 太陽は、南西(右下)の2850群が 太陽の向こう側に沈もうとしています。 そして、中心部の北側に小さい黒点が発生して、 2851群と番号が付けられています。 また、南東(左下)に見えていた小さい黒点は、 2852群と番号が付けられています。 こちらは、黒点が小さくなって消えてしまいそうです。 北東の端(左上)からは、活動的な領域が近付いています。 SDO衛星AIA193の写真でも明るく見え始めています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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